試合終了前に帰るモンテディオを応援する筈の観客たち
残念ながら、今年も2001年最終節と同じ光景がベスパで繰り広げられた。
後半36分、福岡の2点目が入った瞬間に大挙南側バックスタンドの観客が帰り始める。
まだ10分試合時間が残っているにも関わらず、選手たちがプレーを続け、北側のサポーターは力の限り声を張り上げてサポートを続けているにも関わらず、帰るのである。メインスタンド南側も同様であった。3点目で家路につく南側観客の足が更に加速されてしまった。
2001年最終節、試合が延長に入り、仙台の昇格が決まったことを携帯インターネットなどで知った観客が試合終了前にも関わらず、大挙会場を去った。川崎フロンターレ我那覇のVゴールが決まった瞬間も、試合に目をやらずに家路につく観客が取り囲んでいたことはサポーターとしての誇りが傷つけられた出来事として一生忘れられない。またそれが繰り返された。
下の写真は選手の会場パレード最中の16:05に北側バックスタンドから南側を撮影したもの。北側は殆どサポーターは帰っていないが、試合開始時ほぼ満員であった南側については、ほぼ全ての観客が会場を去っている。北と南の意識の違いが当然あることは理解できるが、試合中に帰る行為は信じられないし、試合後においても南側から人がいなくなることは然りとしても、これだけ大きいコントラストが出てしまうことは残念である。

当事者には言い訳は色々あるだろうが、サポートを続ける私としては看過出来ない。
この人たちは『モンテディオを応援している』のではなく、モンテディオを応援するという仮面を被って『J1という全国メジャーになるところを見たい』だけの野次馬でしかないと思っている。
「あ、やっぱりモンテディオ弱くて駄目だな。もういいや」と思うのは、「山形は後進的で駄目だな。田舎だからしょうがないや」という自己否定と同義だと思っている。この思考が山形県人の最大の欠点だと思う。「中央の有名なモノに近づくことにしか、価値観を置けない典型的山形県人」たちを端的に示しているのではないか。
この試合は勝ち負けに加え、「地域スポーツ文化の定着」という、何処かで良く聞くお題目ではなく、山形への郷土愛と発展への意識について、民度を試される試合であると考えていた。
勝負に敗れた事に加え、自己否定を行う県民の姿に愕然とした。
身の回りの山形関係者も「J1に行ったら応援する」と断言する者が多い。
まだまだモンテディオは山形に関わる者の心に根付いていない。自分に何が出来るのかもう一度具体的に整理してみる必要がありそうだ。
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