We are COURAGE 特別版に思う

BHAトップページにてWe are COURAGE 特別版が掲載。
RUSHを購読されている方はよくご存じだと思うが、この『We are COURAGE』はサポーター署名コラムとしてRUSHに連載されている企画。今回は諸事情により残念ながら掲載されなかったコラムがBHAに掲載と相成った。

We are COURAGE 特別版[BHA]

内容は楽天の2軍誘致に関わる県の失態からの教訓と、SY21の営業活動への前向きな提案。

このブログでも事あるたびに述べてきたが、「メジャーエンターテイメントだから」県民のスポーツマインドに訴えられるとか、県外からの来場者の経済効果が考えられるとか、17億円の経済効果が生まれるとか、誘致後、絵に描いた餅のような後付にも見える理由付けが行われた楽天2軍。

休日1000人、平日数百人の観客動員は予想していた想定の範囲内の動員。更に分かり切っていたことだが2軍の全国メディア露出はほとんど無いというか皆無。楽天1軍の山形開催では楽天ホームゲーム最悪の動員数にスタジアムには閑古鳥が鳴いた。

一方、鶴岡で開催された茨城ゴールデンゴールズの試合の方が楽天1軍よりも多くの観客を動員し、メディアの露出は高かった。野球という裾野の広いスポーツの啓蒙という意味では、アマチュア球団の単発興業の方が効果があったのは、楽天の山形に与える経済的価値が余りにも低いことの裏返しでもあった。県知事の好きな「スポーツマインド」という言葉の意味で言えば、一年目の御祝儀ムードすら山形で醸成できなかった楽天にはその価値を求める事は現状では非常に困難としか言い様がない。


一方モンテディオの方が確実に全国媒体への露出度は高いが、県民の山形への地域帰属意識を形成するにあたっての大きなポテンシャルを秘めたマーケティング力を全く上手く使っていないのが現状に思える。BHAでも指摘しているとおり、SY21はイベント、サッカー教室への選手派遣はある程度行っているが、サッカー好きの人達以外に県民が県民たる意識の所以となるモンテディオを訴求しきれていない。


確かに昔から見ると観客は多少は増えた。
チームも徐々に予算が増えてきた。
定期刊行物も発行されるようになってきた。
関連グッズやスタジアム内イベントも増えてきた。


しかし、それぞれはあまりにもゆっくりとした流れに過ぎる。
チームが一年一年歴史を積み重ねて来たことによる、経験則による定常的な業務改善は当然のこと。そう言った意味では最近のモンテディオの前進は元本保証されている金融商品の保証金利程度の前進でしかない。

山形県民のモンテディオに対する冷めた目は相変わらずで数年前と殆ど状況は変わっていないように思える。このまま金利程度の前進を続けていても、なかなか知事も議会も自治体も引いては後援会員以外の大多数の県民はモンテディオの存在意義を評価してはくれない。


今年のモンテディオのキャッチフレーズはINNOVATIONじゃなかったか?
概念的言葉による目標設定や受け身の姿勢によるルート営業だけじゃなく、積極的に新しい露出を試みるなど具体的な「SY21の主体的」営業努力と到達目標の設定がSY21には必要だ。サポーターの自主的な活動だけに頼るのではなく、自ら道を切り開くプレッシング営業と会員獲得を実現させなくては、業を煮やした県からの鉄槌が振り下ろされた場合、モンテディオと山形の未来が縮小均衡の方向に向かってしまうのは想像に難くない。


なかなか組織を変えていくのは難しいのは重々承知の上。それ故に状況を抜本的に変えていく為の劇薬となるJ1昇格は絶対に実現させるべき。上がれるときに上がらなきゃモンテディオの未来への展望はない。
同時に産業革命並みのイノベーションをSY21の全職員の方に是が非でもお願いしたい。

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このページは、が2005年10月 4日 07:43に書いたブログ記事です。

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