柏戦 理想と現実の狭間

柏戦、久しぶりの関東平日アウェイナイトゲーム。
ようやく勝てたという実感が沸いてきたゲームだった。

ゲームの様子やサポーターの状況については既に深夜帯に関東在住者を中心としたブロガー各氏が掲載しているので私の方からはすごーく冷静なことを書こうか。(笑)

日立台は初めてではないとは言え、ゴール裏は未経験だった。実際入って聞きしに勝るピッチとの近さ。まあ、選手の息吹を身近に感じられるのだが、グランドレベルからピッチを眺めるために反対側のゴール裏が非常に観にくいし、自分たち側のシュートも近すぎるため俯瞰できずに展開の整理がし難い。(苦笑)


そんな中1点目と2点目がスルスル入った。1点目はサイドからスルッと入ったなぁ~。2点目も右が絡んでいたなぁという印象しか残っていない。今日の再放送でも観るとするか。(笑)

早い時間帯での先取点、前半で既に2-0になっていたことは心理的に気のゆるみも出てくる得点経過で全く2点目を取っても安心していなかったし、過度に喜ぶことも出来なかった。まあいつもの熱くも冷静な自分がそこにまた居たわけだが、後半に入っての3点目はピッチレベルに近いこととレオナルドが思いっきりサポーター側に近づいてアピールしてきたことで、やっと私も勝利に近づいたことを実感し喜ぶことが出来た。

正直ゴールで自分の喜びを表に出せたのは、今季公式戦6試合目の観戦の昨晩が初めて。遠かったねぇ。平日アウェイナイトゲームという日常生活とのニ律相反する心理状況の中で久しぶりな不思議な心理状況を体験した夜だった。


ところで、モンテディオのサッカー。既に樋口監督を賞賛する向きがインターネット上に一部出ているようだが、これまで標榜してきたサッカーを現実路線に切り替えている印象が強い。
中盤の相手のボールに速いプレスを掛け、サイドの裏にボールをフィードし、サイドハーフが飛び出しその間に前線がゴール前へと詰めていく。去年の良い流れの時の山形に戻ったような戦術展開。

やっぱりポゼッションサッカーは選手の技量とアイデア、経験を時間を掛けて醸成していかなくてはならないし、正直J1のコーチング仕様で樋口監督はJ2に臨んでいたような気がする。

練習量はスケジュール表を見ても減っているようだし、聞いている限りだが練習見学者の口からはフィジカルトレーニングが減っていたり、いきなり朝から試合形式の練習を始めているなどの話も耳にしている。これが事実とすればこれまでの不振も合点がいく。
山形の選手たちには悪いが選手は日本代表クラスのように全知全能ではない。ある程度選手個人それぞれの身体能力や判断能力を育てる必要がある。

この現実路線での戦い方ですらどこまで進んでいけるのかは全く分からない。48試合ある中で夏場を乗り切ることが果たして出来るのかも今から心配だ。


手放しでは喜べないし、樋口監督の技量については経験面から未だ疑問はぬぐい去れていない。
結果が出たことで、色気がついて、これまでの戦術に戻す可能性も考えられる。ボールの出しどころがなくなって真ん中からの意図の見えないロングボールに繋がるような八方ふさがりな状況に戻らないように、今後の長いリーグ戦でのチームプランをもう一度樋口監督とコーチング陣には熟考をお願いしたい。

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このページは、が2006年4月19日 08:09に書いたブログ記事です。

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