味スタでJFL後期第4節 佐川急便東京VSアルテ高崎を観戦

久しぶりにJFLのゲームに出かけた。佐川東京VSアルテ高崎の試合。
見に来た理由はアルテ高崎の試合を目に焼き付けたかったから。
自分自身、このチームの前々名である群馬FCホリコシと山形が天皇杯で対戦して以来、5年ぶりのアルテ高崎の試合観戦となる。
そしてこの試合を最後に、Jリーグ出場経験のある主力選手を含んだアルテ高崎14選手の退団が決定している。
当ブログでも7月1日にこの話題を取り上げたが、アルテ高崎の最近の状況は詳細は以下ブログに詳しい。
アルテ高崎、プロ契約選手を大量解雇[フットボール定食]
試合はボールを持ったら一挙に走り出しスルーパスやDFの裏からゴールを狙うアルテ高崎に、ポゼッションを大切にしパス回しから緩急をつける佐川東京という対照的な戦術を見せてくれる試合。
前半はアルテが先制したものの、運動量が前半のうちに落ち始め同点にされる。後半も運動量は戻らず、終始佐川東京がボールを支配する一方的な展開となり3-1で佐川東京の勝利。

試合終了後、契約が切れるGK鏑木豪(元東京、水戸など)、DF山田正道(元京都)がピッチに座り込んでいたところにMF矢部次郎(元鳥栖など)が歩み寄り、二人が立ち上がって抱擁し合ったのが印象的だった。

試合後、アルテ高崎サポーター、並びに選手と縁のあると思われる人達100人以上が、選手に向かって横断幕を出しながら、コールや選手への呼び掛けを続ける。この試合で現役に一度ピリオドを打つ矢部次郎には花束が贈られる。スタンドには矢部がプロ生活の多くの年月を過ごした鳥栖サポーターの姿もあった。選手はアルテ高崎での足跡を確かめるかのようになかなかフィールドを去ろうとはしない。そしてスタンドからは呼応して名残を惜しむかのように多くの人達がその場を去ることなく声を掛け続ける。
このチームは事実上のオーナーである小池大哲氏のワンマン色が強いと言われている。彼の意志が何処まで反映されているのかは門外漢である私にとって知る由もないが、アルテ高崎は以前より選手の大量解雇、総入れ替えを繰り返している。監督も頻繁に交代し、地域との提携展開の話もあまり聞こえてこない。Jリーグ入りを目標に掲げるアルテ高崎は、その目標実現に必要な中長期の計画を果たして持っているのだろうか。
今後の選手の行き先は順次明らかになるものと思われるが、シーズン最中に繰り広げられた試合後の光景は、余りにも時季外れで刹那的だった。一人でも多くの選手にとって、この試合がプロ、セミプロとしての最後の試合とならないことを祈りながらスタジアムを後にした。
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